これからアルバイトに応募しようと思っている大学生のみなさん。
この記事では、バイト先へ電話をかける時に注意すべきことや実際のトーク例を解説していきます。
バイト先へ電話をかけることが不安な大学生は、この記事を参考に自信を持って電話ができるようにしましょう。
バイト先に電話をかける前にすべき3つの準備
大学生のみなさんの中には「いきなりバイト先に電話をかけるのはちょっとハードルが高いな」「電話をかける前に何をしたら良いの?」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。
ここでは、バイト先に電話をかける前にすべき準備について解説していきます!
電話をかける前にすべきことを知っておくことで、焦らず安心して電話をかけることができます!
バイト先に電話をかける前に準備しておくべきことは以下の3つです。
- 質問したいことを整理する
- 担当者名を確認する
- メモを用意する
それではそれぞれ解説していきます。
1.質問したいことを整理する
まず、電話をかける前に質問したいことを忘れてしまわないように、あらかじめ書き出しておきましょう。
質問を用意せずに電話をかけてしまうと、質問し忘れたものが出てきて、再度電話をかけてないといけなくなってしまいます。
電話を何度もかけるのは相手に迷惑をかけてしまうことになるので、事前に質問を整理しておいて必ず1回の電話で終わるようにしましょう。
2.担当者名を確認する
そして、求人情報から担当者名を確認し、電話ではその方に取り次いでもらってください。
電話を受け取る相手は、バイトの応募を担当している方とは限りません。
そのため、担当者の方にスムーズに代わってもらえるように、電話を受け取った方に担当者名を伝えるようにしましょう。
もし、求人情報に担当者名の記載がない時は「アルバイト採用のご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」と聞くのがおすすめです。
3.メモを用意する
また、応募の電話では面接日や持ち物など重要な内容を話すので、すぐにメモできるようにしておくことが大切です。
電話で伝えられた重要な内容を覚えておくためには、メモは必須なので必ずメモ帳とペンを用意しておきましょう。
【職種別】バイト先に電話をかける時のおすすめの時間帯
ここまで、バイト先に電話をかける前にすべき準備について解説してきました。
ここからは、バイト先に電話をかける時のおすすめの時間帯をご紹介していきます。
職種別で紹介するので、応募しようと考えているバイト先に電話をかける時にぜひ参考にしてみてください!
今回紹介するのは以下の3つです。
- コンビニ
- 居酒屋・飲食店
- スーパー
それぞれ解説していきます!
また、それぞれの職場に電話をかけていい時間帯、かけてはいけない時間帯を以下の表でまとめたので良ければご覧ください。
コンビニ | 居酒屋・飲食店 | スーパー | |
電話OKな時間帯 | 9時〜12時、14時〜19時 | 14時〜17時 | 13時〜16時 |
電話NGな時間帯 | 0時〜9時、12時〜14時、19時〜24時 | 0時〜9時、11時〜14時、17時〜24時 | 0時〜13時、16時〜24時 |
コンビニ
コンビニに電話をかける際は、日中でかつご飯時以外の時間帯にかけるようにしましょう。
理由としては、早朝・お昼・夜は、ご飯を買いに来る方が多くなり、コンビニ側は忙しくなるためです。
電話をかけるのならば、9〜12時あるいは14時〜19時の時間帯にしましょう。
居酒屋・飲食店
居酒屋・飲食店に電話をかける際も、日中でかつご飯時以外の時間帯にかけるようにしましょう。
特に、14時〜17時の時間帯は比較的お客さんも少なめなのでその時間帯に電話をかければ問題ありません。
スーパー
スーパーに電話をかける際は、午前中の品出しや買い物客が多い夕方以降の時間帯にかけるようにしましょう。
特に、13時〜16時の時間帯に電話をかけるのがおすすめです。
バイト先に電話をかける時の6つの注意点
続いて、バイト先に電話をかける時の注意点を解説していきます。
これから解説する注意点を押さえておくことで、相手に良い印象を与えることができるので必ず実践しましょう!
バイト先に電話をかける時の注意点は以下の6つです。
- 静かな電波が良い場所でかける
- 電話をかける時間帯に注意する
- 最初の挨拶を丁寧にする
- ハキハキと受け答えする
- 面接希望日は複数用意する
- 相手が電話を切るまで待つ
では、順に解説していきます。
1.静かな電波が良い場所でかける
まず、電話をかける時は、静かな電波が良い場所でかけるようにしましょう。
もし、電話をかけてきた相手の電波が悪くて声が届かなかったり、周りの音がうるさくて声がよく聞こえなかったら良い気分にはならないですよね。
また自分自身も、電話をする場所が悪いと聞きたいことも満足に聞けずに困ってしまうと思います。
バイト先に電話をする時は、なるべく通信環境が良い自宅からかけるようにしましょう。
2.電話をかける時間帯に注意する
バイトの応募電話の対応は、通常の業務時間中に行われます。
そのため、バイト先企業や担当者が忙しい時間帯は避けて電話しましょう。
具体的には、飲食店の場合はランチ・ディナータイム、アパレル店やスーパーの場合は始業時間直後、就業時間前といった時間は避けるべきです。
一般的に、電話しやすい時間帯は始業から2時間後、昼休憩後と言われています。
3.最初の挨拶を丁寧にする
電話が繋がった瞬間にこちらから丁寧に挨拶をすると、相手へ良い印象を与えることができます。
挨拶の仕方のポイントとしては、明るいトーンで普段より少し大きめな声ですることです。
いきなり実践するのはなかなか難しいと思うので、事前に何回か練習をしてから電話をかけるのをおすすめします。
たかが挨拶一つと思うかもしれませんが、バイト内での挨拶やお客さんにも挨拶をする機会は必ずあるので、電話をかける時から丁寧にするように心がけましょう。
4.ハキハキと受け答えする
電話での会話は直接の会話と比べて聞き取りにくいものです。
そのため、普段以上に明るくハキハキした声で話すことを意識しましょう。
電話での応募だと、声のトーンだけでどんな人かを想像するので、第一印象を良くするためにもハキハキと受け答えすることが大切です。
もし、聞き取りにくい場合や質問の意図が分からない時は、曖昧な回答はせず、必ず聞き返すようにしましょう。
5.面接希望日は複数用意する
アルバイトを電話で応募する場合の多くは、面接日を電話で決定します。
なので、電話をかける前に面接希望日を用意しておく必要があります。
さらに、第一希望日で都合がつかない時は、他の日程を提示しなくはいけないので、あらかじめ面接希望日は複数用意しておくべきです。
また、バイト先から日程を提示された時に備えて、スケジュールを確認できるものを手元においておきましょう。
「【無料ダウンロードあり】大学生向け受かるバイト履歴書の書き方」も良ければご覧ください!
6.相手が電話を切るまで待つ
電話が終わったら相手が切るまで待ちましょう。
どれだけ良い挨拶をして、丁寧な言葉遣いで受け答えをしていても、最後に電話を先に切ってしまうと台無しになってしまいます。
しかし、相手が電話を切らないという場面もあります。
その時は、ある程度間が空いてから電話を切れば問題ないですが、固定電話でかける際は、受話器を乱暴に置いて切る「ガチャ切り」はNGです。そっと受話器を下ろして電話を切りましょう。
バイト先に電話をかける時に確認すべきこと
ここまで、バイト先に電話をかける時に注意するべきことを解説してきました。
電話で注意するべきことは分かったけど「実際の電話では何を聞けば良いんだろう?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
結論、バイト先に電話をした時に担当者に確認すべきことがいくつかあります。
- 面接場所
- 面接当日の持ち物
- 履歴書の有無
- 勤務時間
- 時給
バイト応募の電話で聞くべきことは上記の5つです。
電話で面接日を決定した時は、面接場所、当日必要な持ち物、履歴書が必要かどうかを聞いてください。
印鑑や通帳など給料を支払うために、持参すべき重要な物もあるので、必ず確認しましょう。
また、求人情報に勤務時間や時給が掲載されていても、変更されている可能性があるので、直接電話で聞くべきです。
バイト先に電話をかける時のトーク例
最後に、バイト先に電話する時のトーク例をご紹介します。
今回、ご紹介するトーク例は以下の4つの場合です。
- 担当者がいらっしゃる場合
- 担当者が不在の場合
- かけ直す場合
- 留守電になった場合
では、順にご紹介していきます。
担当者がいらっしゃる場合
自分:こんにちは。
△△のアルバイト求人を拝見しお電話いたしました、〇〇と申します。
担当者の××様はいらっしゃいますでしょうか。
担当者:私が担当者の××です。
自分:お忙しいところ恐れ入ります。
△△に掲載されているアルバイトの求人は現在応募可能でしょうか。
担当者:はい、まだ応募を受け付けております。
では、面接日を調整したいのですが、ご都合の良い日程を教えていただけますか。
自分:〇月〇日の〇時からはいかかでしょうか。
担当者:恐れ入りますが、その日は調整が難しいです。
来週以降の平日でご都合の良い日程はございますか。
自分:では、〇月〇日の〇時からは大丈夫でしょうか。
担当者:はい、ではその日程で面接を行いましょう。
面接場所は△△になります。
自分:△△ですね、承知いたしました。
当日必要な持ち物を教えていただけますでしょうか。
担当者:写真貼付の履歴書とシャチハタ以外の印鑑をお持ちください。
自分:承知いたしました。
担当者:その他は大丈夫でしょうか。
自分:はい、大丈夫です。
担当者:では当日よろしくお願いいたします。
自分:こちらこそ当日はよろしくお願いいたします。
お電話ありがとうございました。失礼いたします。
担当者が不在の場合
自分:こんにちは。
△△のアルバイト求人を拝見しお電話いたしました、〇〇と申します。
担当者の××様はいらっしゃいますでしょうか。
電話対応者:申し訳ございません、ただいま××は不在でございます。
自分:では、お電話をかけ直したいと思うのですが、何時ごろがご都合よろしいでしょうか。
電話対応者:〇時には戻ってくると思うので、〇時にお願いできますか。
自分:承知いたしました。では、改めて〇時にお電話いたします。
よろしくお願いいたします。失礼いたします。
かけ直す場合
自分:こんにちは。
先ほどアルバイトの応募の件でお電話いたしました、〇〇と申します。
担当者の××様はいらっしゃいますでしょうか。
留守電になった場合
自分:こんにちは。
△△のアルバイト求人を拝見しお電話いたしました、〇〇と申します。
また、改めてお電話いたします。失礼いたします。
アルバイト先への電話のかけ方についてより詳しく知りたい方はぜひこちらもご覧ください。
【高校生向け】これで完璧!バイト応募先への電話のかけ方講座。初めてでも大丈夫
バイトの応募は時間帯に気を付けて電話をしよう!
今回は、アルバイトを応募する時の電話の仕方や注意点について解説しました。
電話する時に確認すべきことや気をつけるべきことが理解できたと思います。
やはり、電話ではハキハキと話し、声だけの第一印象を良くすることが重要です。
面接希望日と質問すべきことをしっかり用意した上で、バイト先が忙しくない時間帯に応募の電話をしましょう。
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