【企業研究】楽天株式会社の会社概要・選考について解説!

【企業研究】楽天株式会社の会社概要・選考について解説!

みなさん、こんにちは!

今回は、1997年設立ながら今や世界30カ国・地域に渡ってビジネスを展開しており、Eコマースやフィンテック、スポーツなど多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供している楽天株式会社について解説していきます。

この記事では、会社概要を始め、年収や業績、選考フローなど、2024年就活生の企業研究に欠かせない情報をご紹介していきます。

それでは本編行きましょう!!☞

楽天の会社概要

商号楽天グループ株式会社 (英文社名: Rakuten Group, Inc.)
設立1997年2月7日
代表者代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
従業員数単体:7,744名 連結:28,261名(2021年12月31日現在)
本社〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号楽天クリムゾンハウス
売上高1兆6817億5700万(連結)
営業利益-1947億2600万
初任給学部卒:300,000円 院卒:310,000円
平均年収774万円
(2022年6月6日現在)

参考元:企業情報|楽天グループ株式会社 (rakuten.co.jp)

企業理念

Mission

イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする

常識にとらわれずアイデアを重んじイノベーションで世界を変える

Vision

グローバルイノベーションカンパニー

私たちは世界中の人々が夢を持って幸せに生きられる社会を創るために知力と創造力と想いを結集し、何事をも成し遂げていく企業文化のもと常識をくつがえすイノベーションを生み出し続けることを目指します

参考元:企業理念 トップ

Values and Principles 価値観・行動指針

楽天主義

ブランドコンセプトと成功のコンセプトの2つで構成されています。

「ブランドコンセプト」

  • 大義名分
  • 品性高潔
  • 用意周到
  • 信念不抜
  • 一致団結

の5つがあります。

「成功のコンセプト」

  • 常に完全、常に前進
  • Professionalismの徹底
  • 仮説→実行→検証→仕組化
  • 顧客満足の最大化
  • スピード!!スピード!!スピード!!

の5つです。

参考元:楽天主義

事業領域

インターネットサービスセグメント

内訳としては「国内EC」「その他インターネットサービス」に分類されています。国内ECは楽天市場や楽天トラベルといった主力サービスの他に海外事業が含まれており、その他インターネットサービスに関しては、スポーツ事業などが該当します。

主力サービスが含まれていることもあり、全体売上に占める割合が50.76%と稼ぎ頭のセグメントとなっています。

今後の展望としては、国内では2022年3月21日に全国で「まん延防止等重点措置」が解除されたこともあり、楽天トラベルにおける増収が見込まれます。また、海外に関しては消費行動の再開によって、キャッシュポイントサービス等での増収が見込めるでしょう。

フィンテックセグメント

このセグメントには、楽天カード・楽天銀行・楽天証券が含まれています。

売上の割合としては全体の32.65%となっていますが、増収増益を達成しており非常に好調なセグメントとなっています。楽天カード✕楽天銀行✕楽天証券のユーザーが前年同期比+89.4%と楽天経済圏の存在も好調の要因といえるでしょう。

上記3つのサービスの他にも楽天ペイサービスが大きく伸長するなど、今後の新たな収益の柱となる可能性が期待できるセグメントです。

モバイル事業

楽天モバイルがこのセグメントに含まれており近年、楽天はこの事業に対し巨額の投資を行い、その資金が回収できていないため全体の利益率がマイナスとなっています。

しかし、契約数は着実に拡大しており、2022年2月には550万件を突破しました。また、キャンペーン期間が終了したユーザーの課金などもあり徐々に売上や利益率が成長する見込みがあります。

2022年7月以降ゼロ円プランが廃止となり、ユーザーが流出する可能性があるため、今後の業績を左右するセグメントと言えます。今後の動向に注目していきましょう。

業績

続いては、業績について考察していきます。

以下は、過去4年間の売上収益と営業利益のグラフになります。

財務・業績情報を基に独自に作成

売上収益は年々増加しており2021年度は前年比+15.5%を記録しています。コロナ禍における巣ごもり需要などによってEC部門が成長したことで増収の追い風となりました。

利益率は先ほど説明したように、モバイル事業における回線エリア整備に投資をしたことで-11.6%となってます。ビジネスが失敗しているのではなく先行投資によって利益率がマイナスになっていることを理解しておきましょう。

募集職種

新卒採用ではビジネス職とエンジニア職を募集しています。

ビジネス職

ビジネス総合コース

ビジネス総合コース楽天のすべての部門・職種への配属の可能性があるコースです。

FinTechコース

FinTech事業への初期配属が確約されるコースです。

現在注目されている「キャッシュレス・ペイメント」の推進を担う事業です。楽天グループの付加価値の高い決済サービスの提供を通じて、日本のキャッシュレス化を推し進め、お客様と加盟店様、地域や社会が共にエンパワーメントし合える、コミュニケーション活発な笑顔溢れる社会を目指しています。

募集要項 FinTechコース

コーポレートコース

知財/法務/財務経理部門への初期配属が確約されるコースです。

デザインコース

デザイン/UX部門への初期配属が確約されるコースです。

グループのヘッドクオーター、マーケティングディビジョンにおいて、全社横断で「楽天エコシステム(経済圏)」の各サービス・プロダクトの立ち上げや改善活動、UX・デザイン領域のガイドライン策定やデザインシステム構築、ワークショップやトレーニングを通じた社内人材育成等、グループ全体のUX・デザイン領域を担い、グループのブランドと各サービスにおいて最良の顧客体験を提供することで、顧客とビジネスにさらなる価値を生み出します。

募集要項 デザインコース

マーケティングコース

マーケティング部門への初期配属が確約されるコースです。

グループのヘッドクオーター、マーケティングディビジョンにおいて、全社横断でグループ全体のマーケティング・ブランド・メンバーシップ(会員)戦略の企画立案・推進から効果検証まで手掛けます。また、サービス間のクロスユース促進、マーケティング・ブランド領域における最先端デジタルテクノロジーの開発・導入、ガイドラインの策定、トレーニングなどを通じ、グループ全体のマーケティング・ブランドをリードしながら、グループ各サービスの支援も行います。

募集要項 マーケティングコース

エンジニア職

  • アプリケーションエンジニア
  • インフラエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • データサイエンティスト / リサーチャー
  • 情報セキュリティ/ プライバシーガバナンス
  • 開発サポート(クオリティアシュアランスなど)
  • テクノロジーマネジメント
  • プロダクトマネージャー

エンジニア職はビジネス職と違い「職種」と「組織(カンパニー、サービス等)」があらかじめ確定しています。

職種の詳細については以下のページをご覧ください↓

中途採用 エンジニアページ

選考情報

選考フローは過去の情報だとES+WEBテスト→面接複数回(4回程度)→内定となっています。

人気企業ランキングでも上位にランクインしているため選考倍率は高いといえます。また、面接の回数が多く、なぜ楽天なのか他社との違いを説明できるかが大事になってきます。しっかりと対策し、熱意を伝えられるようにしましょう。

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