これからプログラミングを始めたいけど、どのパソコンにすればいいかわからない…
今持っているパソコンが使えるのかわからない…
そんな悩みを持っている方に向けて、「GeekLounge」では適切なパソコンの選び方を解説していきます!
そもそもパソコン選びが重要な理由
プログラミングをする上で、なぜパソコンが大事なのでしょうか。
よく”スペック”という言葉がパソコンに使われていますよね。人間と同じようにパソコンにも向き不向きがあるのです。
スペックによって作業効率が変わるから
後ほど詳しく説明しますが、スペックと言われるパソコンの能力みたいなものが、作業効率に影響を及ぼします。
例えば、以下のような特徴です。
・処理速度(CPU)
・アプリの起動(ストレージ)
・保存容量(メモリー)
プログラミングを行う際にも、この性能の良さにより作業効率が大きく変わります。
やはり高性能なパソコンは作業効率が良く、ストレスも減ります。
MacかWindowsでできることが変わるから
パソコンにはOS(オペレーティングシステム)というものがあり、OSによって動かせるソフトウェアが異なってきます。
Macbook ProなどMacOSが搭載されているPCではSwiftやObjective-Cといったプログラミング言語を動かすことができるが、ThinkPadなどOSがWindowのものでは動かすことができないといった具合です。
ですので、購入しようと思っているパソコンで自分が開発したい言語を動かせるかは確認する必要があります!
パソコン選びで知っておきたいスペック
この項目では、パソコン選びで重要な基礎知識について解説していきます。
・CPU
・ストレージ
・メモリー
・GPU
それではみていきましょう!
CPU
CPU(プロセッサ)は制御・演算を担当する部分で、CPUの性能が高ければ高いほどプログラムの実行速度も早くなります。
プログラミングをするのであれば、CPUはCore i5以上を選ぶといいでしょう。Core i3では、パフォーマンスが落ちてしまいます。プログラミング以外に、動画編集でも使うといった場合には、もっと性能の高いCore i7がおすすめです!
ストレージ
ストレージは、パソコン内でテキストファイルや画像、音楽などを保管するハードウェアのことです。
パソコンは、使っていくほどデータが溜まってきます。
そのため、ストレージは大きければ大きいほど作業をスムーズに進めることが可能です。
長期的に使用することを考えると、128GB以上のストレージがおすすめですよ。
パソコンのストレージの種類は次の2つです。
・HDD(ハードディスクドライブ)
・SSD(ソリッドステートドライブ)
以下で解説していきます。
HDD(ハードディスクドライブ)
HDDは、比較的安価で容量も大きいのが特徴です。
高価なメモリーチップが内部に使われていないため、同じ容量でもSSDの約半額で購入することができます。
しかしデータの読み書きが遅いという欠点もあるので、注意が必要です。
SSD(ソリッドステートドライブ)
USBなどと同じように、メモリーチップを内蔵したストレージを指します。
HDDよりも値が張り、容量も少なめですがとても品質が高いのが特徴です。
非常に処理速度が高速であるため、パソコンやアプリを高速で起動することができます。
また、耐衝撃に優れておりデータが消えにくいというメリットもありますよ。
メモリー
メモリーとは、一時的にデータを記憶しておくハードウェアのことです。
例えば、机は広い方がノートや教科書、参考書などを広げて作業できるので効率的ですよね。
より大きなメモリーを積んでいる方が、様々な作業を同時にこなすことができるということです。
パソコンのメモリーの選択肢としては、4GB、8GB、16GBなどです。
3DCGや動画制作といった重い作業をする人には16GBあった方が良いですが、作業が主にプログラミングだけであれば、8GB以上のメモリーで十分です。
GPU
こちらは高度な科学計算やシミュレーションなどを実行するような場合にのみ必要。
基本的なプログラミングであれば必要ないですが、AI、ディープラーニングや機械学習の計算をさせる場合に非常によく使われるので、そういった場合にはGPUあ搭載されたパソコンを選びましょう!
パソコンを選ぶ5つの基準
パソコンのスペックについて理解していただいたら、次は選び方について解説していきます。
以下の5つのポイントを間違えなければ、失敗はしません!
1:スペック
2:ノートパソコン or デスクトップ
3:画面の大きさ
4:重さ
5:値段
1:スペック(CPU・メモリー・ストレージ)
先ほど説明したスペックについてもパソコン選びで重要なポイントとなります。
もちろんスペックがいいことに越したことはないですが、その分値段も高くなります。
プログラミングをするのであれば、以下の条件を満たしておけば、まず間違いはないです。
CPU Core i5以上・Ryzen 3 3300U
メモリー 16GB以上
ストレージ 128GB以上
2:ノートパソコンorデスクトップ
プログラミングするなら、ノートパソコンにしましょう。
デスクトップの方がスペックが高い場合が多いですが、ノートパソコンでも十分です。動画編集などの大きな容量が必要な作業を行ったりしないなら、なおさらです。
あと、持ち運びもできるので、ノートパソコンがおすすめですね!
3:画面の大きさ
画面の大きさは大きい方が、画面の中の複数のシステムやツールを同時に監視することができるため開発しやすいかもしれません。
しかし、基本的にはそれほど大きくなくても大丈夫です。
13インチもあれば十分快適に使えますし、持ち運びにも便利なのでカフェなどで作業もしやすいでしょう。
4:重さ
そこまで移動をしないのであれば、問題ないですが、持ち運びを想定するなら、軽い方がいいですよね。
1.5kg以下のパソコンであれば、問題ないと思います。
5:値段
ノートパソコンの相場は10~25万円です。
安いものだと、5万円から売っているものもありますが、先ほどのスペックを満たすパソコンにしないと、痛い目にあいます…
プログラミングにコミットする気持ちがあるのであれば、それなりの出費は覚悟しておきましょう。
パソコン選びの基準まとめ
これまでで出てきたプログラミングをする上で必要なパソコンの条件をまとめると、
パソコンの種類 | ノートパソコン |
CPU | Core i5以上・Ryzen 3 3300U |
ストレージ | 128GB以上 |
メモリー | 16GB以上 |
画面サイズ | 13インチ以上 |
重さ | 1.5kg以下 |
値段 | 10~25万円 |
こちらをもとにパソコンを選んでいただければ、まず間違いはないと思います^^
おすすめなパソコン5つ紹介
さて、続いて、実際にエンジニアが使っているパソコンの具体例を紹介していきます。
その前にGeeklounge編集部では、プログラミングを学習している方にインタビューを行い、独自の調査を行ってみました。
この調査では、プログラミングを行っているほとんどの方がMacかWindowsのノートパソコンを使用していることが分かりました。
実際に使用している方が多いパソコンは、プログラミングに向いているパソコンと言えます。
多くの人が使用しているパソコンとわかれば、安心して選ぶことができますよね。
以下の項目ではおすすめなパソコンを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
Macシリーズ
正直なところ、迷ったらMacbookで問題ないです!笑
Macは、Webで使用するHTMLやRubyはもちろん、アプリ開発においてはApple製品(iPhoneやiPad)もAndroid製品どちらも開発できます。
性能はもちろん、持ち運びやすさやサポートまで問題ありません。
MacBook Pro
価格 | 123,800円(税別) ※学割価格 |
画面サイズ | 13インチ |
重さ | 1.4kg |
CPU | Core i5 |
メモリー | 8GB(オプションで16GB) |
ストレージ | 256GB(オプションで512GB、1TB、2TB) SSD |
→本格的にプログラミングをやっていきたい方はおすすめです!
MacBook Air
価格 | 93,800円(税別) ※学割価格 |
画面サイズ | 13インチ |
重さ | 1.29kg |
CPU | Core i5 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
→まずはプログラミングも含めて色々試してみたい方におすすめです!
Windowsシリーズ
Windowsはさまざまなメーカーが製作したパソコンに搭載されていることもあり、どれを選べばいいかわからないですよね。
最近では、かなり薄いパソコンなどもバズったりしていました。
Windowsは以下3つのパソコンを紹介します。
Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 8
価格 | 164,736円 (税込) |
画面サイズ | 14インチ |
重さ | 1.09kg |
CPU | Core i5 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
Surface Laptop3
価格 | 147,180 円(税込) ※学割価格 |
画面サイズ | 13.5インチ |
重さ | 1.28kg |
CPU | Core i5 |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD |
HUAWEI MateBook 14 2020 AMD
価格 | 109,780 円(税込) |
画面サイズ | 14インチ |
重さ | 1.49kg |
CPU | Core i5/i7 |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
パソコンが決まったら早速学習に入ろう
今回は、パソコンについての基礎知識や選び方について紹介してきました。
パソコンが決まったら早速プログラミングの学習に入りましょう。
以下の記事では初心者がどのように始めていけばいいのかを解説していますので、ぜひ見てみてください^^
もしプログラミングに関することで悩みが出てきた際はGeekLoungeへ相談しにきてください^^
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