この記事はこんな方におすすめ!
・将来IT業界で活躍したいけど今のうちに資格を取りたい
・大学生のうちに資格を取れるだけ取りたい
・プログラミング関連の資格を探している
本記事の信頼性
この記事を書いている筆者は、プログラミングを仕事として始めて5年以上ほど経ちます。今も現役のWebエンジニアです。
エンジニアの視点から皆様の役に立つ情報をお伝えできればと思います。

有名なIT系の資格一覧

大学生向けに資格を紹介する前に、まずはどんな資格があるのか見ておきましょう。
IT系の資格には、国家資格や民間試験・ベンダー試験が存在しています。
国家資格はプログラミング以外にもITに関する深い知識が必要な場合もあります。
英検のように3級や2級といった簡単なものやかなり難しいものまであって種類もさまざまです。
以下で、資格の種類について詳しく見ていきましょう。
国家資格
国家資格の試験は、経済産業省所管の独立行政法人であるIPA(情報処理推進機構)というところが行っています。
【独立行政法人情報処理推進機構公式サイト】
試験の種類としては以下のようなものがあります。
・ITパスポート試験
・情報セキュリティマネジメント試験
・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
・ITストラテジスト試験
・システムアーキテクト試験
・プロジェクトマネージャ試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験
・システム監査技術者試験
・情報処理安全確保支援士試験
意外とたくさんありますよね。
I Tパスポートは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
広い分野の知識が求められていたり分野ごとに分かれている試験もありますね。
取得するメリットとしては、国家試験ということもあり企業から認められる一つの要素となり得ます。
認知度が高いので、取得を推奨している会社も多いですね。
民間試験・ベンダー試験
国家資格の他にも、以下のような形でプログラミングの技術力を図る試験も存在します。
プログラミング以外にもデータベース(DB)の試験などもあります。
・Javaプログラミング能力認定試験
・C言語プログラミング能力認定試験
・PHP技術者認定試験
・Ruby技術者認定試験制度
・Pythonエンジニア認定試験
民間試験では、ほとんどの場合いつでも受けることができます。
とはいえ、無料ではないので、しっかりと勉強する必要があります。
国家資格と違って、試験料は大体1~3万円くらいですがそれでも少し高いと感じるでしょう。
大学生におすすめなプログラミング資格

ここまでで、数多くの資格を紹介してきましたが、特に大学生におすすめな資格をご紹介したいと思います。
基本的には、国家資格の取得を目指しておけば間違いはないです。
大学生におすすめなプログラミング資格は以下の2つです。
- ITパスポート試験
- 基本情報技術者試験
これらについて以下で詳しく解説します!
ITパスポート試験(難易度:易)
ITパスポートは「情報処理技術者試験」の中で最も簡単な資格です。取得に必要な勉強時間は、ITにまったく知識のない人で50~60時間。ある程度知識のある人なら20~30時間が目安です。
一日1時間勉強にあてられるなら、20日~60日。
無理のない計画でも3か月あれば取得できると考えると、かなりハードルは低いことがわかりますね。
ただしITパスポートは難易度の低い資格のため、残念ながら本格的なITエンジニアの間では高く評価されません。
それでもおすすめする利用には主に以下の3つがあります。
・上位の資格を目指すための下準備となる
・新卒就活の場合は多少ITを知っているという証明になる
・エンジニア以外の職種を目指す人の場合はアピールポイントとなる
比較的すぐに取り掛かれるので、まずはITについて勉強をしてみたいという方におすすめです。
基本情報技術者試験(難易度:中)
順番的に、ITパスポート試験の次に受けるべきなのは基本情報技術者試験です。
ただ圧倒的に範囲が広く、ITに関する深い知識が求められます。
中分類だけで 23 項目あり、コンピュータサイエンス、プログラミングから経営戦略、法務まで非常に広範囲であり、また、それぞれの基礎が問われます。
初めて受験される方は腰を据えて、学習計画を立てることをおすすめします。
基礎的な知識は、一朝一夕で身につくものではなく、しっかり時間をかけて勉強をしていくようにしましょう。
今からできるプログラミング資格の3つの勉強方法

時間がある方もない方も、まずは勉強に取り掛かってみることをおすすめします。
初めて見ると本腰を入れやすくなりますからね。
プログラミング資格の勉強方法は以下の3つです。
- 書籍を購入して勉強
- アプリで勉強
- ネットの情報で勉強
それぞれ解説していきます!
1:書籍を購入して勉強
受験勉強と同じ方法です。
参考書と過去問を購入して、勉強に取り組みましょう。
ここではそれぞれおすすめな本を紹介しています。
参考書


過去問

過去問に関しては基本的にどれも同じなので評価の良い本を紹介します。
一度見てみると試験のイメージが付きますね。
2:アプリで勉強
スマホアプリでも試験の勉強が可能です。
隙間時間にできるのでこちらもおすすめです。

全問解説付 基本情報技術者 午前 一問一答問題集
※iPhoneのみ

3:ネットの情報で勉強
ネットでも過去問を解くことができます。
特に有名なのが下記です。
無料で使うことができるので、まずは試してみてください。
とはいえプログラミングに資格は必須ではない

ここまで大学生におすすめなプログラミング系の資格を紹介してきました。
しかしながら、医者や弁護士と違い、資格がなくてもプログラミングを使った仕事はできます。
もちろん就活の時に有利になったり、会社によっては昇給の条件としていたりするところもあるでしょう。
余裕がある時に勉強しておくという程度でもいいかもしれませんね。
本記事を読んでいる大学生の中には、新卒でITエンジニアとして働きたいと考えている方もいるかと思います。
そんな方は「【2021年版】就職に強くなりたい大学生必見!おすすめ本格派プログラミングスクール6選!!」の記事で、就活支援もあわせて行ってくれるプログラミングスクールについてまとめているのでぜひご覧ください!
プログラミングは資格よりもスキルが大事!

資格ももちろん重要ですが、それよりもプログラミングスキルの方が見られます。
それを使った仕事を行うわけですから、当たり前ですよね。
これからプログラミングを学びたいけど、何から始めたら良いか分からないという方は「【初心者・未経験者必見】大学生におすすめ!プログラミングの勉強方法3選!」をチェックしてみてくださいね!
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